酒井道一作   梅椿

公開日:2017-02-10

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酒井道一作 梅椿(31.4×23.8cm)明治期の江戸琳派の絵師 父は酒井抱一の弟子でもあった山本素堂(生没年不祥) 画家で図案家の山本光一は兄 酒井鶯蒲の養子の鶯一の娘と結婚し、慶応二(1866)年、雨華庵四世を継ぐ。江戸絵画のコレクションとして世界的に知られている、ジョー・プライス氏は自身のコレクション展覧会、“若冲と江戸絵画”の図録の巻頭で、明治期の真の琳派として認識している唯一の画家は酒井道一だが、彼の絵には、先人たちがもっていた技量も忍耐も欠けているように思われると記しています。技量も忍耐も足りないとはどうゆうことだろうか?代表作や突き詰めた作品が無いとゆうことだろうか?これだけ描ければ私は上手いと思うのですが?早春のこの時期、出して飾っています、胡粉の白が清々しく鮮烈です。もともと和綴じには成っていないものの画帖状態でした、シミやにじみもあり、表具屋さんに頼んで洗って、色紙仕立てにしてもらいました。共箱では無いものの目録が付属してあり、道一自身の筆で正月~一二月まで作品名が書かれていて最後に明治三十四年五月一日 雨華庵道一識の銘があります。明治三四年(1901年)は116年前です、昨年の東京京橋の加島美術の販売カタログ 美祭20の中で道一が朝顔と萩(本紙111×42cm)を描いた掛軸が70万円値段がついておりました。実際売れたかどうかわかりませんが、100年経ってようやく再評価の兆しかもしれません。