酒井道一作 吾妻下り

公開日:2017-06-10

酒井道一作 吾妻下り(31.4×23.8cm) 琳派の絵師たちがよく描いたもので、光琳百図にも記載されています。伊勢物語の主人公、在原業平は平安期きっての美男子とゆうこともあって凛々しく、上部の雲の片ぼかしも、童子の位置も抱一の描いたものとほぼ一致します。目を凝らして見ると、写楽の大首絵ほどではありませんが、描かれた絹本には薄く雲母擦りが施されています。これが道一の工夫なのでしょうか?この時代の他の琳派の絵師にも雲母擦りの類例はあるのでしょうか?詳しい方は教えてください。